仏像の基礎知識

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青森の思い出

ドカ雪が降るたびに、必ずと言って良いほどテレビで紹介されるのが、青森の酸ヶ湯温泉の雪下ろし風景だ。
酸ヶ湯と聞くだけで、20年ほど前、仕事の関係で青森に単身赴任した時のことを鮮明に思い出す。青森に住んだのは2年ほどしかなかったが、思い出深い地の一つだ。
当時は、まだ新幹線も仙台までしか来ていなかったから、そこから先は、特急に乗り換える必要があり、東京からはかなり時間がかかった。
しかし、新幹線が無い時代は、それこそ、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」そのもので、上野を夜行列車で出発し、翌朝、ようやく青森駅に着いたのだから、それに比べれば、まだましだった。
さらに、今では、青森だけでなく、もうすぐ函館まで新幹線で行けるなんて、正に、離世の感がする。最早、「青森駅は雪の中、北へ帰る人の群れは誰も無口で」という哀愁を帯びた歌詞とは無縁の世界となってしまった。
青森の一番の思い出は、何といっても温泉だ。市内の至る所に温泉があり、休日ともなると地図を片手に温泉を訪ねては湯につかったものだ。
そういえば、ラッコ温泉には自宅から近かったので良く行ったものだ。名物の薬湯はまだあるだろうか。
酸ヶ湯は市内から小一時間かかるため、そう頻繁には行けなかったが、湯質の良さは最高で、いつまでも身体がポカポカと暖かく、しばし、至福の時を味わったものだ。
冬は八甲田スキー場でスキーを、春は山菜取りと雪の回廊見学、春から夏にかけては、正に青森の名にふさわしい、青々とした木々の茂りに心いやされ、夏は、独特の太鼓の音に合わせて踊り歩くねぶた祭り、秋は八甲田山の見事な紅葉を愛でる、と四季折々の楽しみがあり、時には、三内丸山で古の縄文人の生活を偲ぶなど、単身でも退屈することなく青森生活を楽しむことができた。
その一方で、これと言った地場産業のない青森が抱える厳しい現実も垣間見た。特に、東北三大祭りの一つであるねぶた祭りは、数多くの観光客で一時賑わうが、観光バスで来て数時間滞在しただけで、秋田の竿灯まつりや仙台の七夕まつりへと素通りするため、地元への恩恵はそれほど多くなかったようだ。
そして、祭りが終わった後の閑散とした市内の雰囲気は、人口減という地方都市の抱える悩みを肌で感じる瞬間であった。
そういえば、明治35年、八甲田山の雪中行軍で凍死した兵隊の遺体を収容し、遭難者の墓標がある幸畑には、結構、大きな団地があるが、今では住民の数が減って空き家だらけだとの話を知人から聞いたことがあるが、人口減は青森でも例外ではないようだ。
新幹線が開通して6年たったが、野原だった新青森駅や在来線の青森駅前の様相も大きく変わったことだろう。
しかし、北海道新幹線が開通すると、単なる通過駅になってしまうため、多くの観光客を引き付ける魅力ある街づくりをしないと、折角の新幹線も、宝の持ち腐れになってしまうのではと心配だ。

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青森

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通過駅の問題は各地で起きていますね。
おもしろい記事読ませてもらいました。

[ ホットペッパーブログ 札幌駅の美容院 THREE【スリー】 ] 2017/06/01 13:48:02 [ 削除 ] [ 通報 ]

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